2018-12-06 第197回国会 参議院 法務委員会 第8号
その時点でも政府は、より高い賃金を求めて失踪する者が多数、八六・九%、人権侵害行為など受入れ側の不適正な取扱いによるものも少数存在というふうに資料を作っていたように、実態をねじ曲げて、制度全体はうまくいっていると強弁して、だからその技能実習を三年修了した者を今度は特定技能一だといって働かせ続けるという法案の組立てになっているんじゃないですか。私は、それが根本から間違っていたと。
その時点でも政府は、より高い賃金を求めて失踪する者が多数、八六・九%、人権侵害行為など受入れ側の不適正な取扱いによるものも少数存在というふうに資料を作っていたように、実態をねじ曲げて、制度全体はうまくいっていると強弁して、だからその技能実習を三年修了した者を今度は特定技能一だといって働かせ続けるという法案の組立てになっているんじゃないですか。私は、それが根本から間違っていたと。
これ、法案提出は、失踪実習生について、より高い賃金を求めて失踪する者が多数、受入れ側の不適正な取扱いによる者も少数存在という、そういう認識の上で、その認識の下に立って提出をされたということは、これはもう事柄の経過が明らかにしてあるわけですね。
失踪の原因だったら、多分、1番が、受入れ側の不適正な取扱いが多数存在となって、二番目が、より高い賃金を求めて、少数存在と。 こういう表現をしっかりしないとなぜだめかというと、技能実習制度もまだ続く、そして、技能実習制度の後に、特定技能が枝木としてその後に追加される。さらには、この前の参考人でもありました。
そういう意味で、なぜ、人権侵害行為等が少数存在するというような、こういう断定が書かれているのか。大臣、こういうような表現は今後見直していかなければならないと思うんですが、御意見を伺いたいと思います。
もともと私たちにこの新制度のレクを含めて渡されていた「失踪技能実習生の現状」、間違っていたペーパーです、この「失踪の原因」には、1「技能実習を出稼ぎ労働の機会と捉え、より高い賃金を求めて失踪するものが多数」、2「技能実習生に対する人権侵害行為等、受入れ側の不適正な取扱いによるものも少数存在」とありました。 この失踪の原因の評価あるいは表現、これが間違っていたという認識に立っているのか否か。
そして、前のやつは、2は後半が全く同じ言い方なんですよ、「受入れ側の不適正な取扱いによるものも少数存在」。今回も、「受入れ側の不適正な取扱いによるものも存在」。 私の日本語の理解からすると、「よるものも」という言い方は、前のものと違う場合という場合が普通に使われると思うんですよ。一も二も同じものであるならば、「よるものも」という言い方はしないと思うんです。
○串田委員 前の「現状」の中には、2に「等」が入りますと、最後に「少数存在」というふうになるんですよ。 1は「多数」、これは、低賃金という中で、今回は三つにちゃんと細かく整理しましたよ、だから、1のこの「より高い賃金を求めて」というのは詳しくなかったので、今回は三つに分けましたよ、こういう説明ですよね。
より高い賃金を求めて失踪するものが多数、技能実習生に対する人権侵害行為等、受入れ側の不適正な取扱いによるものも少数存在と。 総理にお伺いします。 最低賃金以下の支払い、契約賃金以下の支払いは、受入れ側の不適正な取扱いそのものだと思うのですが、異なる認識でしょうか。これらは、より高い賃金を求めて失踪した実習生側のひとりよがりの主張なのですか。
2は、人権侵害行為等、受入れ側の不適正な取扱いによるものも少数存在したと。より高い賃金を求めているということを強調し、人権侵害は少数だということが強調されているのが、この法務省の資料であります。 他方、配付資料の二を見ていただきますと、これは、そのうち聞き取りを行った項目、これを示したものでありまして、聴取票であります。 これを見ますと、大変いろいろな項目があります。
○政府委員(岩崎八男君) ぽつんぽつんのその程度にもよりますんですけれども、やはりその市町村においてそういう少数存在している企業活動がどの程度その市町村の中においてウエートを持っておるかということは、やはり見ざるを得ないんではないかと思います。